令和3年 秋のお彼岸

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今日から秋のお彼岸です。深川不動堂にお参りに行きました。お彼岸は秋分の日(9月23日)をはさんで、前後3日(合計7日間)の期間となります。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、朝晩涼しく過ごし易い日々が続いています。コロナも少し落ち着いてきました。そろそろ何処かに行きたいですね。

 

高尾稲荷 建て替え中

高尾稲荷が駐車場の隅っこに追いやられていたので、「可哀そうに、どうして」と思ったら建て替え中でした。

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高尾太夫は吉原最高位の名妓です。太夫の名は代々受け継がれます。2代目高尾太夫仙台藩主に愛され、最後は切り殺され隅田川に流されるという悲劇となりました。

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流れ着いた遺体は引き上げられ、その地に社を建て、中央区箱崎にある高尾稲荷となりました。まだ建て替え費用が足らないようなので、みなさんお参りに行ってください。

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大富豪同心 八巻卯之吉放蕩記 お大尽遊び

老中も一目おく江戸一番の札差・三国屋の卯之吉が、同心株を買って定町廻同心見習いになった。武術の心得は全くないが、放蕩三昧を繰り返していたときに得た知識、人脈、そして莫大な財力で難事件を、次から次と解決していく。卯之吉の出自を知らない同心仲間は、その八面六臂の活躍にただただあきれるばかり。書き下ろし長編時代小説第一弾。(「BOOK」データベースより)

奉行所では同心になった初日、自分自身の披露宴を開くしきたりがあった。祝宴の場所は同心達には縁のない超高級料亭であった。江戸の高級料亭についてこちらを読みました。

江戸料理大全: 将軍も愛した当代一の老舗料亭 300年受け継がれる八百善の献立、調理技術から歴史まで」です。300年受け継がれてきた献立と技がくわしく載っています。やはり気になるのは、八百善の三百年考で、八百善の歴史が詳しく書かれています。

中でも気になるのは四代目栗山善四郎です。二代目が出入りしていた御用貸の水野という豪商で、若旦那が御女中に手を付け、お腹が大きくなって大騒ぎになりました。

二代目は「独身の三代目にお腹ごと頂戴します」と話を付け、そこで生まれた子が四代目栗山善四郎となります。

四代目栗山善四郎は大田南畝などの文人墨客と付き合い、「江戸流行料理通」を発行します。我々が思い描く八百善は四代目栗山善四郎の時代となります。

最後に、料理は真似できませんが、冬の嗜みとして「いも酒」が紹介されています。これはこれからの時期にピッタリで、ぜひとも試してみたいものです。

 

 

大富豪同心 八巻卯之吉放蕩記 放蕩若旦那

老中も一目おく江戸一番の札差・三国屋の卯之吉が、同心株を買って定町廻同心見習いになった。武術の心得は全くないが、放蕩三昧を繰り返していたときに得た知識、人脈、そして莫大な財力で難事件を、次から次と解決していく。卯之吉の出自を知らない同心仲間は、その八面六臂の活躍にただただあきれるばかり。書き下ろし長編時代小説第一弾。(「BOOK」データベースより)

卯之吉は放蕩の末、どんな遊びをしても面白くない。そんな卯之吉のお供が、幇間だが野暮天の銀八。粋な遊びも極めつくすと、今度は野暮に面白味を見出すものらしい。幇間についてこちらを読んでみました。

「たいこもち玉介一代」です。戦前戦後を生き抜いた悠玄亭玉介さんです。昔の豪快なエピソードでいっぱいです。玉介さんが人生を駆け巡っていたことが伝わります。

YouTubeで「どうぞかなえて」や「たいこ屏風」を見ました。古い映像ですが、いま見てもおもしろいです。

また、この本で浅草の伝法院に幇間塚が有ることを知りました。コロナが落ち着いたら見に行きたいと思います。

 

 

秋霜の撃 勘定吟味役異聞㈢ 継承の裏

将軍家宣が薨去。後ろ盾を失った新井白石は、家宣の嫡子鍋松を盾に権を握った間部越前守を追い落とさんと動き出す。そこで勘定吟味役水城聡四郎に、将軍の葬儀が増上寺に決まった「裏」を暴けと命が下る。三代将軍家光以来の寛永寺から一転、菩提寺に決まった裏事情とは―。そして聡四郎の前に、新たな刺客が。聡四郎シリーズの「原点」決定版、待望の第三弾。(「BOOK」データベースより)

間部詮房を追いつめるためにやっとのことで手に入れた書付、聡四郎は新井白石の意に反し...。間部詮房についてこちらを読みました。

「江戸幕閣人物100話」です。間部詮房新井白石と「正徳の治」を支えていきましたが、家宣が没し、家継が将軍になると事態は一変します。

譜代大名で構成された老中が、成り上り者の間部詮房に反感を持ち職務をサボタージュすることもありました。

また、家継を介して月光院との艶めいた噂も流れ、吉宗が将軍に就任すると白石と同様に罷免されることとなります。

 

 

秋霜の撃 勘定吟味役異聞㈢ 幕政の冬

将軍家宣が薨去。後ろ盾を失った新井白石は、家宣の嫡子鍋松を盾に権を握った間部越前守を追い落とさんと動き出す。そこで勘定吟味役水城聡四郎に、将軍の葬儀が増上寺に決まった「裏」を暴けと命が下る。三代将軍家光以来の寛永寺から一転、菩提寺に決まった裏事情とは―。そして聡四郎の前に、新たな刺客が。聡四郎シリーズの「原点」決定版、待望の第三弾。(「BOOK」データベースより)

相模屋の袖吉が寛永寺に忍び込み、増上寺間部詮房とのつながりを知ることに。増上寺寛永寺についてこちらを読みました。 

「新江戸百景めぐり: TOKYOで”江戸”を再発見」です。歌川広重の「名所江戸百景」の現代版でしょうか。浮世絵や写真もいっぱいで、江戸時代と現代がつながります。 

増上寺:浄土宗の大本山。最盛期には3000名の学僧を抱える。徳川家の菩提寺として「秀忠、家宣、家継、家重、家慶、家茂」の6人が葬られる。 

寛永寺:天海が開山した天台宗。京都の「比叡山」に対して「東叡山」。徳川家の菩提寺として「家綱、綱吉、吉宗、家治、家斉、家定」の6人が葬られる。

 

 

秋霜の撃 勘定吟味役異聞㈢ 遺臣たちの功罪

将軍家宣が薨去。後ろ盾を失った新井白石は、家宣の嫡子鍋松を盾に権を握った間部越前守を追い落とさんと動き出す。そこで勘定吟味役水城聡四郎に、将軍の葬儀が増上寺に決まった「裏」を暴けと命が下る。三代将軍家光以来の寛永寺から一転、菩提寺に決まった裏事情とは―。そして聡四郎の前に、新たな刺客が。聡四郎シリーズの「原点」決定版、待望の第三弾。(「BOOK」データベースより) 

尾張藩が将軍位に固執する事情が明かされる。御三家についてこちらを読みました。

徳川将軍家・御三家・御三卿のすべて」です。徳川将軍家についてはいろいろな本がありますが、御三家・御三卿の歴史について、ここまで書かれている本は初めてです。 

お亀の方の尽力により、三代将軍家光の娘千代姫を二代尾張藩主光友の正妻に迎えることが出来たと云われています。 

「初音の調度」は千代姫が持参した豪華な嫁入り道具です。初音とは春の訪れを告げる「鶯の初音」と初子(正月初めの子の日)が重なり大変おめでたいそうです。 

初子は平安時代、正月初めの子の日に、外出して小さな松の木を引き抜いてくる行事があり、これが門松の由来だとも云われています。