秋霜の撃 勘定吟味役異聞㈢ 戦陣再来

将軍家宣が薨去。後ろ盾を失った新井白石は、家宣の嫡子鍋松を盾に権を握った間部越前守を追い落とさんと動き出す。そこで勘定吟味役水城聡四郎に、将軍の葬儀が増上寺に決まった「裏」を暴けと命が下る。三代将軍家光以来の寛永寺から一転、菩提寺に決まった裏事情とは―。そして聡四郎の前に、新たな刺客が。聡四郎シリーズの「原点」決定版、待望の第三弾。(「BOOK」データベースより)

聡四郎を襲った刺客が柳生新陰流の使い手で尾張藩の者と分かるが...。柳生新陰流についてこちらを読みました。

柳生新陰流 歴史・思想・技・身体」です。大阪城が落城し豊臣が滅んだ後、家康は「元和偃武」を宣言します。「元和」は平和な時代の始まり、「偃武」は武器をしまうという意味です。 

元和元年、最初の武家諸法度には文武弓馬の道もっぱら相嗜むできことと、文武両道をうたい、平和な時も戦乱を忘れず、修練をしなければならないと言っています。 

柳生宗矩は、武士たちの剣術の存在理由を「心を磨くこと」「技の修行ではなく心の修行が至極へ至る道」とし、泰平の世の新しい剣の理念を確立しました。

 

 

秋霜の撃 勘定吟味役異聞㈢ 江戸の沈鬱

将軍家宣が薨去。後ろ盾を失った新井白石は、家宣の嫡子鍋松を盾に権を握った間部越前守を追い落とさんと動き出す。そこで勘定吟味役水城聡四郎に、将軍の葬儀が増上寺に決まった「裏」を暴けと命が下る。三代将軍家光以来の寛永寺から一転、菩提寺に決まった裏事情とは―。そして聡四郎の前に、新たな刺客が。聡四郎シリーズの「原点」決定版、待望の第三弾。(「BOOK」データベースより)

六代将軍家宣がこの世を去り、増上寺で葬儀が執り行われた。四代、五代続いた寛永寺から変わることに白石は疑問を持つ...。増上寺と言えば有名な、 

 

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三解脱門です。三解脱門とは三つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門のことです。 

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10年程前に三解脱門楼上の一般公開に行きました。釈迦三尊像などが安置されており、幻想的な雰囲気でした。

 

 

熾火 勘定吟味役異聞㈡ 女城陰陽

勘定奉行の荻原近江守を御役御免に追い込んだ勘定吟味役の水城聡四郎に、将軍側近の新井白石から新たな命が下る。標的は「御免色里」。吉原の運上金の闇を明らかにしろという。吉原から幕府へ送られる毎年一万両以上もの運上金は誰の懐に入っているのか?禁断の領域に踏み込んだ聡四郎に、刺客が放たれた―。聡四郎シリーズの「原点」決定版、第二弾。(「BOOK」データベースより)

吉原の忘八との戦いを切り抜けた聡四郎だが、将軍家宣が危篤になり新たな展開が。将軍家宣についてこちらを読みました。 

「徳川将軍15代」です。将軍家宣は家光の三男徳川綱重の長男綱豊です。家宣の政治は側用人間部詮房、侍講の新井白石によって担われ「正徳の治」と高く評価されています。 

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跡取りの家継を生んだのはお喜世の方(月光院)で鍋松と名付けられ、産土神躑躅で有名な根津権現(神社)です。

 

 

熾火 勘定吟味役異聞㈡ 傾城の戦い

勘定奉行の荻原近江守を御役御免に追い込んだ勘定吟味役の水城聡四郎に、将軍側近の新井白石から新たな命が下る。標的は「御免色里」。吉原の運上金の闇を明らかにしろという。吉原から幕府へ送られる毎年一万両以上もの運上金は誰の懐に入っているのか?禁断の領域に踏み込んだ聡四郎に、刺客が放たれた―。聡四郎シリーズの「原点」決定版、第二弾。(「BOOK」データベースより) 

白石の命により吉原で三浦屋四郎左衛門と対峙する。三浦屋の度量は残念ながら...。吉原についてこちらを読みました。

「吉原はスゴイ」です。こちらの本は一部カラーになっており吉原の華やかさがよく分かります。8人の伝説のスターの中なら私は富本の豊雛姉さんを推したい。 

また、こちらでは紀文の豪遊伝説が載っています。「大騒ぎ 五町に客が 一人也」大門を打つ、吉原貸し切り2300両(およそ2億3000万円)のようです。

 

 

熾火 勘定吟味役異聞㈡ 剣閃の舞

勘定奉行の荻原近江守を御役御免に追い込んだ勘定吟味役の水城聡四郎に、将軍側近の新井白石から新たな命が下る。標的は「御免色里」。吉原の運上金の闇を明らかにしろという。吉原から幕府へ送られる毎年一万両以上もの運上金は誰の懐に入っているのか?禁断の領域に踏み込んだ聡四郎に、刺客が放たれた―。聡四郎シリーズの「原点」決定版、第二弾。(「BOOK」データベースより)

白石のお供をする聡四郎に今までとは様子が違う襲撃者が、薬研堀で狙われたので、こちらに伺いました。 

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薬研堀不動院です。 こちらは川崎大師の東京別院で、目黒・目白に並び江戸三大不動のひとつとなります。境内には「納め歳の市之碑」があります。 

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江戸では12月14日の富岡八幡宮をスタートに正月用品を売る歳の市が開かれます。17日浅草寺、20日神田明神とその後も続き、28日こちら薬研堀不動院で納めとなります。

 

 

熾火 勘定吟味役異聞㈡ 金色の操糸

勘定奉行の荻原近江守を御役御免に追い込んだ勘定吟味役の水城聡四郎に、将軍側近の新井白石から新たな命が下る。標的は「御免色里」。吉原の運上金の闇を明らかにしろという。吉原から幕府へ送られる毎年一万両以上もの運上金は誰の懐に入っているのか?禁断の領域に踏み込んだ聡四郎に、刺客が放たれた―。聡四郎シリーズの「原点」決定版、第二弾。(「BOOK」データベースより) 

転封を繰り返す本多家に多額のお手許金。新井白石と話を潰したことで、聡四郎は敵を増やすことに。転封についてこちらを読んでみました。 

 

「大名の『お引っ越し』は一大事!? 江戸300藩「改易・転封」の不思議と謎」です。さまざまな理由の改易(お取り潰し)と転封(お引っ越し)が載っています。一番気になったのは 16代目徳川宗達の内容です。

江戸無血開城後に徳川宗家を継いだ、16代目徳川宗達は府中藩(現静岡県)に転封になります。ただ元々、駿河遠江国(現静岡県)には別の藩があり、その藩がその後どこに行ったか、今まで考えたことはありませんでした。 

こちらを読むとそれらの藩は上総・安房(現千葉県)に転封とりました。旧幕府の直轄地が多く、集団で移転するのに都合が良かったことが理由のようです。

 

 

令和3年 富士浅間神社例祭

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本日は富士浅間神社例祭です。大雨ですが富岡八幡宮に行ってきました。 

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7月1日から山開きとなります。江戸時代は6月1日で、参詣者が富士塚に登り、疫病除けの「麦藁蛇」を持ち帰りました。 

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現在の富岡八幡宮にも小さい富士塚があり、疫病除けの「大蛇守」が授与されます。

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