本所おけら長屋(三) てておや

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本所おけら長屋(3) (PHP文芸文庫) [ 畠山健二 ]
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魚屋の辰次が柄にもなく端唄を習っていると知り、暴走を始める万造と松吉…。島田鉄斎を突如訪ねてきた武家妻女の正体は?晴れて父親になった久蔵が陥った窮地とは?本所亀沢町の「おけら長屋」は、いつも騒動の宝庫だ。大家・徳兵衛の知られざる過去に発し、父娘の複雑な情愛を見事に描いた長講「てておや」はじめ、人情落語テイストに磨きをかけた大好評シリーズ、注目の第三弾。文庫書き下ろし。(「BOOK」データベースより)

今後の万造とお満さんとの恋の行方が気になります。さて、お満さんが医者を目指しているので、こちらを読んでみました。


「江戸の養生所」です。江戸の医療と聞くと養生所を思い出しますが、江戸の町人には不人気でした。その理由は、養生所の医者は不熱心で、看護・賄を担当する中間も物品の横領行為を行う、またそれを監視する与力・同心も見て見ぬふりをしていたからです。また、こちらの本ではそれ以外の理由として町会所の存在を挙げています。火事や飢饉の際に救済をするだけと思っていましたが、病気やケガで仕事ができなくなった者も救済しており、養生所より町会所に頼ったようです。その細かな事例がこの本では詳しく載っていて面白かったです。

まあ、江戸一番の名医はこちらの方だと思います。