本所おけら長屋(五) はるこい

今日も騒ぎが絶えない本所おけら長屋―。だるま長屋との度胸勝負で本物の幽霊が…。お染が考えた半襟が売り出されて大当たり?吉原に通い詰める藩士の子細を知った藩主・高宗の決断とは。久蔵が見た富くじの夢は現実となるのか。金貸しのお熊ばあさんが過去と訣別するために選んだ手段は…。笑いと涙が同居する、大反響の連作時代小説シリーズ第五弾。文庫書き下ろし。(「BOOK」データベースより)

藩主高宗の成長、それを見守る家臣たち。なぜか高宗と同じタイミングで涙を流しました。さて、藩主についてこちらを読んでみました。

「殿様の通信簿」です。元禄時代に書かれた「土芥寇讎記」の内容が載っています。子供70人、三名君のひとり池田光正の嫡男、池田綱政も気になりますが、加賀藩前田利常の 傾奇っぷりが面白い。

傾奇者というと前田慶次をイメージしますが、やはり前田の血でしょうか。徳川の世の次は前田の世があってもよかったかもしれない。