熾火 勘定吟味役異聞㈡ 金色の操糸

勘定奉行の荻原近江守を御役御免に追い込んだ勘定吟味役の水城聡四郎に、将軍側近の新井白石から新たな命が下る。標的は「御免色里」。吉原の運上金の闇を明らかにしろという。吉原から幕府へ送られる毎年一万両以上もの運上金は誰の懐に入っているのか?禁断の領域に踏み込んだ聡四郎に、刺客が放たれた―。聡四郎シリーズの「原点」決定版、第二弾。(「BOOK」データベースより) 

転封を繰り返す本多家に多額のお手許金。新井白石と話を潰したことで、聡四郎は敵を増やすことに。転封についてこちらを読んでみました。 

 

「大名の『お引っ越し』は一大事!? 江戸300藩「改易・転封」の不思議と謎」です。さまざまな理由の改易(お取り潰し)と転封(お引っ越し)が載っています。一番気になったのは 16代目徳川宗達の内容です。

江戸無血開城後に徳川宗家を継いだ、16代目徳川宗達は府中藩(現静岡県)に転封になります。ただ元々、駿河遠江国(現静岡県)には別の藩があり、その藩がその後どこに行ったか、今まで考えたことはありませんでした。 

こちらを読むとそれらの藩は上総・安房(現千葉県)に転封とりました。旧幕府の直轄地が多く、集団で移転するのに都合が良かったことが理由のようです。