秋霜の撃 勘定吟味役異聞㈢ 遺臣たちの功罪

将軍家宣が薨去。後ろ盾を失った新井白石は、家宣の嫡子鍋松を盾に権を握った間部越前守を追い落とさんと動き出す。そこで勘定吟味役水城聡四郎に、将軍の葬儀が増上寺に決まった「裏」を暴けと命が下る。三代将軍家光以来の寛永寺から一転、菩提寺に決まった裏事情とは―。そして聡四郎の前に、新たな刺客が。聡四郎シリーズの「原点」決定版、待望の第三弾。(「BOOK」データベースより) 

尾張藩が将軍位に固執する事情が明かされる。御三家についてこちらを読みました。

徳川将軍家・御三家・御三卿のすべて」です。徳川将軍家についてはいろいろな本がありますが、御三家・御三卿の歴史について、ここまで書かれている本は初めてです。 

お亀の方の尽力により、三代将軍家光の娘千代姫を二代尾張藩主光友の正妻に迎えることが出来たと云われています。 

「初音の調度」は千代姫が持参した豪華な嫁入り道具です。初音とは春の訪れを告げる「鶯の初音」と初子(正月初めの子の日)が重なり大変おめでたいそうです。 

初子は平安時代、正月初めの子の日に、外出して小さな松の木を引き抜いてくる行事があり、これが門松の由来だとも云われています。