富岡八幡宮にある七渡神社です。御祭神は市木嶋姫命。こちらでは6月17日に例祭が行われます。富岡八幡宮が創建される前からお祀りされていたと云われています。
鳥居を抜けると、先ず池の鯉が出迎えてくれます。その先にご本殿があり、御祭神の市木嶋姫命は須佐之男命の剣を天照大神が噛んで吹きだして生まれた宗像三女神の一人です。
地元では七渡弁天と親しまれ、美と芸術、財運の神様です。また、こちらの池には弁天様のお使いである白蛇様が住んでいて、参拝者に幸福を授けると云われています。
こちらには庚申塚があります。十干十二支の組み合わせにより庚申の日が60日に一度訪れます。庚申の日の行事を「庚申待ち」と呼ばれます。
人の腹の中には「三戸の虫」がいて、庚申の夜に体を抜け出し、その人の罪悪を天帝に報告するというものです。天帝に報告されないために、その夜は寝ずに過ごし虫を外に出さないようにします。
季節の写真
3月:桜
4月:藤
6月:例祭
番外:花手水